Basic Pascal Tutorial/Chapter 4/Procedures/ja

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4A - 手続き (著者: Tao Yue, 状態: 原文のまま修正なし)

手続き(procedure)とはサブプログラムのことである。サブプログラムはプログラムの中の冗長さを減らす助けとなる。ループに入ってはいないが、繰り返し繰り返し実行される文はサブプログラムに収めることができることがよくある。

サブプログラムはまたトップダウンのデザインを容易にする。トップダウンのデザインとは最も一般的なものから最も特殊なものへとデザインするプログラムの取り組みのことである。たとえば、ある部屋から別な部屋へ行くトップダウンのデザインは次のようになる。

  • 最初の部屋から出る
  • 2番目の部屋へ向かう
  • 2番目の部屋に入る

それから、それらは次のように細分化される。

  • 最初の部屋から出る
    • ドアへ向かう
    • ドアを開ける
    • ドアからでる
    • ドアを閉める
  • ...

単にドアのところへ行くこともさらに細分化できる。

  • 最初の部屋から出る
    • ドアへ向かう
      • 席を立つ
      • ドアの方を向く
      • ほとんどぶつかるまで歩く

もちろん、これはさらに細分化できる。どれほど心筋原線維に運動が必要か、どれほどアデノシン二燐酸がアデノシン三燐酸に発酵や酸素呼吸で変換されるべきか、などなど。これはあまりに細分化しすぎに思えるかもしれない。しかし、コンピュータ・プログラミングでは、これこそが実際にやらなくてはならないことなのである。コンピュータは一般的な命令文を理解できない。従って明確化しなくてはならないのである。

主な作業は手続きの中に含めるべきである。だから、メインのプログラムでは詳細について思い悩む必要はない。こうすると再利用可能なコードにもなる。手続きは1つのファイルにとどめておき、それをプログラムにリンクさせることができる。

手続きはプログラムと同じ基本形式である。

手続き名;

const
  (* 定数 *)

var
  (* 変数 *)

begin
  (* 文 *)
end;

最後はピリオドではなく、セミコロンをおく。

メイン・プログラムから手続きを呼び出すには、ちょうど writeln のように、そのまま名前を使う。

 Name;

手続きはデータを出力するためにとてもよく使われる。それは非常に簡単である (もちろん、次のレッスンにいくまでのことではあるが)。

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