Difference between revisions of "FCL/ja"
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− | * [[fcl-fpcunit | + | * [[fcl-fpcunit]] ユニットテストフレームワーク |
− | * [[fcl-image | + | * [[fcl-image]] 画像の読み書き |
− | * [[fcl-json | + | * [[fcl-json]] javascriptオブジェクトストリーミング |
− | * [[fcl-net | + | * [[fcl-net]] ネットワーク関連 |
− | * [[fcl-passrc | + | * [[fcl-passrc]] パスカルの字句解析 |
− | * [[fcl-process | + | * [[fcl-process]] プロセス制御 |
− | * [[fcl-registry | + | * [[fcl-registry]] レジストリ |
− | * [[fcl-web | + | * [[fcl-web]] WEB開発のヘルパー |
− | * [[fcl-xml | + | * [[fcl-xml]] XML (DOM)に関するもの |
− | + | * [[paszlib]] A Pascal conversion (thus without dependancies) of the standard zlib library. | |
=== 文書 === | === 文書 === |
Revision as of 08:01, 20 February 2009
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Free Component Library (FCL)はどのようなプロジェクトでも良く使うコンポーネント(ほとんどはクラス)を提供しているユニットの集合です。
それらはDelphiのVisual Component Library(VCL)と互換性をもつようにして作られてはいますが、FCLは厳密に、ノンビジュアルなコンポーネントとして設計されています。 また、FCLはVCLよりも優れている部分が多くあります。 (訳注:FCLはGUIやフォームに依存しないものが分離されている。そのためコンソールでも使えるなど応用範囲が広くなっている。FCLでは仕様をはっきりさせようとしており、品質が高く、多くのFPCプロジェクトを支える柱となっている。一方、LCLはGUIやフォームに依存するものが集められOS間でビジュアルな統一をしようとするため、かなり使えるものではあるが、仕様的な統一の難しさがある。)
現在の開発状況やりようできるコンポーネントを知るにはFree Component Libraryを見てください。
(Lazarusのこちらのページと一致していない部分があります。 Reference for 'fcl' ).
最新の状況はソースリポジトリもチェックしてみてください。 いくつかプラットホームに分かれたファイルがあることに注意してください。
いくつかのFCLコンポーネントが使われている例を示します。
使い方
FCLコンポーネントを使うにはプログラムやユニットのuses節でFCLコンポーネント名を指定します。 デフォルトのコンパイラ設定では、FCLディレクトリがユニットの検索に含まれています。 コマンドラインコンパイラでは適切な検索パスを -Fu<path-to-fcl-units>オプションで指定することができます。
サブパッケージ
現在(2.2.2以降)では、FCLはいくつかのサブパッケージにわかれています。
- fcl-base 基本ユニット
- fcl-async 非同期I/O
- fcl-db 一般的なデータベースのサポート+ドライバ
- fcl-fpcunit ユニットテストフレームワーク
- fcl-image 画像の読み書き
- fcl-json javascriptオブジェクトストリーミング
- fcl-net ネットワーク関連
- fcl-passrc パスカルの字句解析
- fcl-process プロセス制御
- fcl-registry レジストリ
- fcl-web WEB開発のヘルパー
- fcl-xml XML (DOM)に関するもの
- paszlib A Pascal conversion (thus without dependancies) of the standard zlib library.
文書
現在のところFCLは文書化されていません。 Reference for 'fcl'を見ていただき、自由に参加してください。 Delphiと互換性のあるユニットについては、Delphiの文書も参考になるでしょう。 FreePascalのソースファイルはいつでも見れるようになっています。 source repository.
例
次のプログラムはContnrsユニットのTObjectListをFCLで使う例です。 Contnrsユニットはリスト、スタック、キューなどのいろいろなコンテナを提供しています。
<delphi> program TObjectListExample;
uses Classes, { from RTL for TObject } Contnrs; { from FCL for TObjectList } type TMyObject = class(TObject) { just some application-specific class } private FName: String; { with a string field } public constructor Create(AName: String); { and a constructor to create it with a given name } property Name: String read FName; { and a property to read the name } end; constructor TMyObject.Create(AName: String); begin inherited Create; FName := AName; end; var VObjectList: TObjectList; { for a list of objects; it is a reference to such a list! } begin VObjectList := TObjectList.Create { create an empty list } with VObjectList do begin Add(TMyObject.Create('Thing One')); Writeln((Last as TMyObject).Name); Add(TMyObject.Create('Thing Two')); Writeln((Last as TMyObject).Name); end; end.</delphi>
このプログラムはオブジェクト指向モード(-Mobjfpc や -Mdelphiオプション)でコンパイルします。
FCLコンポーネント
重複があるので詳しくは記述しませんが、ここでは主要なもののみ記述します。
- Classes
- DelphiモードにおけるObjectPascalの拡張の基本クラスです。(訳注:FPCモードでも使える)
- Contnrs
- いくつかの共通のコンテナクラス
- FPCUnit
- ケント・ベック(Kent Beck)のユニットテストフレームワークがFPCで動作します。(参考:JUnit), documenting article about FPCUnit
- XMLRead, XMLWrite ,DOM
- XMLの読み書きやDOMの詳細XML Tutorial